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当科における知的能力障害,発達障害,身体障害,精神障害を有する患者の抜歯原因

  • 中嶋 真理子
  • , 中山 朋子
  • , 前濱 和佳奈
  • , 緒方 麻記
  • , 尾崎 茜
  • , 水谷 慎介
  • , 小島 寛

研究成果: ジャーナルへの寄稿 › 学術誌 › 査読

抄録

目的:障害者が歯を喪失する原因を調査した.

対象と方法:知的能力障害,発達障害,身体障害,精神障害を有し,2015年4月から2018年3月までに当科に来院した患者を対象とし,第三大臼歯や過剰歯を除く歯を抜去した患者を抽出した.抜去した歯の診断は,う蝕(著しい歯冠崩壊または根尖性歯周炎),歯周疾患,その他(歯の破折,外傷など)に分類した.

結果:調査期間中に来院した障害を有する者は897人で,20歳未満が242人,20~39歳が438人,40~59歳が177人,60歳以上が40人であった.抜歯処置を受けた患者と来院した患者の数は,知的能力障害が51/361人(14.1%),Down症候群が7/90人(7.8%),自閉スペクトラム症が15/238人(6.3%),その他の発達障害が6/25人(24.0%),身体障害が17/138人(12.3%),精神障害が18/45人(40.0%)であった.知的能力障害,Down症候群,自閉スペクトラム症,その他の発達障害における抜歯原因は161歯(83%)がう蝕,19歯(9.8%)が歯周疾患,14歯(7.2%)がその他であった.身体障害,精神障害では,49歯(62%)がう蝕,22歯(27.8%)が歯周疾患,8歯(10.1%)がその他であった.

結論:抜歯原因はう蝕が多くを占め,知的能力障害,Down症候群,自閉スペクトラム症,その他の発達障害でその傾向が強かった.

寄稿の翻訳タイトルReasons for Tooth Extraction in Patients with Intellectual, Developmental, Physical and Mental Disorders in Our Clinic
本文言語日本語
ページ(範囲)504-510
ページ数7
ジャーナル日本障害者歯科学会雑誌
巻40
号4
DOI
出版ステータス出版済み - 10月 31 2019

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