Abstract
シミュレーションの目的の一つとして、工業製品の設計支援がある。従来よりシミュレータ自身の開発・高精度化・高速化の点から様々な研究開発が行われ、シミュレーションの実行に関してプリポスト技術も進展してきた。近年、計算機のアーキテクチャが超並列によって性能向上を図る方向へ進み、シミュレータも超並列を考慮したアプリケーションの設計とチューニングの対応が必須となっている。この超並列化は、シミュレータ以上に周辺技術に大きく影響を与え、超並列対応のプリポスト技術の要請が高まっている。また、今後利用可能な巨大な計算機資源をどのように設計に活かすのか、シミュレーションの利用形態も大きく変化しようとしている。これらの動向を踏まえ、今後のシミュレーション環境を見据えた基盤技術について報告する。
Translated title of the contribution | F302 Technology that joins product design and simulation: Construction of HPC/PF and its application scenario |
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Original language | Japanese |
Pages (from-to) | "F-44"-"F-45" |
Journal | 計算力学講演会講演論文集 |
Volume | 2012 |
Issue number | 25 |
Publication status | Published - Oct 6 2012 |