Abstract
本稿では「安全・安心な農産物」を考える上で消費者の関心が大きい農薬使用の面から,その適正使用を支援するシステムについて述べる.具体的には,農産物トレーサビリティおよびGAP (Good Agriculture Practice:適正農業規範)との関連も含め,我々が研究開発している農薬適正使用ナビゲーションシステム(以下,農薬ナビ)[1][2]の概要について紹介する.農薬ナビは,農薬適正使用判定支援システム,農薬使用自動認識・現場警告システム,病虫害発生事例ベース・リスク評価システムから構成される[2].農薬ナビは,現在,公開実証試験を継続しており,利用者登録をすることにより自由に利用できる.
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 248-253 |
Number of pages | 6 |
Journal | オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 |
Volume | 51 |
Issue number | 5 |
Publication status | Published - May 1 2006 |