Abstract
日本学術会議における「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 経済学分野」が作成されるにあたって、経済学で教えるべきことは何か、また経済学とは何かが議論をされる。経済学の一分野である経済史学は、従来より経済学と歴史学の学際的な領域に存在してきた。そのような経済史学という学問分野の特徴について演繹的学問と帰納的学問の違いに着目しつつ論じた。その際には、経済史学の研究方法の特性として、データの評価という問題と、研究上のデータの分析という問題について具体的な事例なども交えながら論じた。
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 77-89 |
Number of pages | 13 |
Journal | エネルギー史研究 |
Issue number | 29 |
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Publication status | Published - Mar 2014 |