Abstract
児童養護施設内での子ども間の「暴力」に応答することは、本プロジェクトを始めた臨床心理学者(田嶌誠一)、職員、子どもにとって想定外の事態であった。だが文化人類学では単身で長期間フィールドに滞在するため、想定外の事態に出遭うことがある。そうした時、想定外の事態に応答することを決めた結果、手持ちの手法が現場で編みかえられることになる。ここではそうした文化人類学の応答性を構想する手がかりを得る。
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | A07 |
Journal | 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 |
Volume | 2015 |
Issue number | 0 |
DOIs | |
Publication status | Published - 2015 |