Abstract
本研究では,単純適応制御(SAC)に基づき,拮抗型空圧人工筋駆動機構の高精度の位置決め制御を目指す.SAC系を構成する上では並列フィードフォワード補償要素(PFC)の導入が不可欠となるが,一方でPFCの導入により定常偏差が生じるという問題がある.本研究では,制御対象およびPFCの定常ゲインに基づいたスケーリングを施すことで,SAC系の基本的な構成を維持しつつ定常偏差を0とすることが可能であることを示し,実機での実験を通して提案手法の有効性を示す.
Translated title of the contribution | Positioning Control of a Pneumatic Actuation Mechanism of Antagonist-Type Based on Simple Adaptive Control |
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Original language | Japanese |
Pages (from-to) | 233-233 |
Number of pages | 1 |
Journal | システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 |
Volume | 7 |
Issue number | 0 |
DOIs | |
Publication status | Published - 2007 |