Abstract
本研究では、筆者自身がこれまで関わってきた自治体の2つの児童養護施設の資料を用いて、「施設間移行と生存経路多様化」の基礎的研究を行う。A施設は主には都心部から離れた大舎制の児童養護施設。他方、B施設は都心部に近い大舎制の児童養護施設であった。この両施設からの資料を、いくつかの前提を明示しつつ子どもたちの他施設への移行を推計する。他方、こうした統計がミス・リーディングになり得ぬよう具体例を提示する。
Original language | Japanese |
---|---|
Pages (from-to) | H22 |
Journal | 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 |
Volume | 2017 |
Issue number | 0 |
DOIs | |
Publication status | Published - 2017 |